2019-03-12 第198回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
イギリスの場合には、MMBというミルク・マーケティング・ボードが廃止をされた後どうなっているかということについて、イギリスの専門家の方々が答えている文書があります。 例えば、真ん中辺の赤い字の二つ目でございますけれども、単一乳価となった牛乳価格というのは、国際市場の影響を強く受けるようになり、一時三割以上急落した、したがってミルクサプライチェーンは不安定になったと。
イギリスの場合には、MMBというミルク・マーケティング・ボードが廃止をされた後どうなっているかということについて、イギリスの専門家の方々が答えている文書があります。 例えば、真ん中辺の赤い字の二つ目でございますけれども、単一乳価となった牛乳価格というのは、国際市場の影響を強く受けるようになり、一時三割以上急落した、したがってミルクサプライチェーンは不安定になったと。
大臣は、英国のMMB、ミルク・マーケティング・ボード、これ、六十年続いていたいわゆる指定団体、これが一九九四年に解体したと。その解体した後に何が起きたかということは御案内だと思います。英国では、任意組織である酪農協が設立されましたけれども、大手スーパーと提携した多国籍乳業メーカーとの直接契約が増加して、価格交渉力が低下し、混乱をしたと。
これは、オーストラリアは解体してしまったんですが、ニュージーランドは、ニュージーランドにとって酪農しかある意味では産業がないと言っても過言ではないので絶対死守するということで、大きな二つの協同組合とそれからマーケティングボードが一緒になってフォンテラという協同組合を、言わば民間という意味で協同組合をつくって、それが当初は九五%の生乳のシェアを持っていたと。
まずは、年間販売計画についてですが、結局、過度な市場化と言ってもいいんだと思うんですが、イギリスがかつてそれをやって、いわゆるミルクマーケティングボード、MMB、何かいかがわしい名前ですが、MMBというところが結果、解体をしてしまうわけですね。
念頭にあるのは、イギリスのミルクマーケティングボードの例であります。 中央酪農会議が昨年十二月十四日に「指定団体(制度)の重要性と指定団体制度を巡る情勢」というレポートを出しています。イギリスに視察団を送って、ミルクマーケティングボード解体の聞き取りをしている部分があるので、そのことは紹介しておきたいと思います。
これは二十年前にイギリスのマーケティングボードの廃止のときに、酪農家がそういうふうに言ったんです、みずからの選択肢を広げるためにマーケティングボードをやめましょうと。その結果どうなったか。乳価が乱高下し、酪農所得が低下し、本当に苦境に陥っています。
カナダでは、酪農の指定団体に当たるミルクマーケティングボードに酪農家が結集していますので、寡占的なメーカーや小売に対して拮抗力が生まれ、こういうことが実現できるわけです。 それなのに、本法の関連法案では、酪農の指定団体を弱体化する規定があります。
かつてイギリスで行われたMMB、ミルク・マーケティング・ボードの解体によるその後の結果、これらも私たちに歴史の教訓というのを教えてくれているんだと思うんです。
これは税金もありますが、しかし、国営産業の国営マーケティングボードの不能率というものに非常な金がかかっている。その負担が農民にいっている。したがって農民はやる気がないということになるわけです。 そうかといって、それじゃ、ルワンダで税金をただにしたかと申しますと、そうはしませんでした。非雅に高い税率をかけた。
○吉田説明員 パプア・ニューギニアの豆につきましては、生産から輸出に至るまでパプア・ニューギニア・コーヒー・マーケティング・ボードで全部管理いたしておりまして、それからいわゆるシッパーといいますか輸出業者は限定をしております。それ以外の取引条件につきましては他の国と同様な取引を行っております。